Easy











Black creek/Maquam creek trail (Missisquoi NWR)
NY州というのはNYCばかりが注目されるので意外と気がつかないが、そこそこ大きな州で北部はかなりの豪雪地帯である。 Lake ChamplainはそのNew York州とVermont州境沿いに横たわる南北に細長い湖で最北部は国境を超えCanadaに入り込んでいるので、地図を見るとこんなところまでNYなんだと感心したりする。 Missisquoi National Wildlife Refugeはほぼその国境近くのVermont側に位置しており、またChaplin Valley National Heritage Areaの一部を担っている。 NWR(National Wildlife Refuge)は野生生物保護のための地域であり、その性質上野鳥を中心に多くの野生動物に出会える機会が多い。 このBlack creek & Maqual creek trailでも沢山の野鳥に加え、ビーバーなどを見るチャンスが有る。夏の終わりに訪れたのにもかかわらず、その北にある位置のせいかまるで新緑のトンネルを通っているかのようで、浮き藻に覆われた川の表面が美しかった。
Length: 往復2.2mile 東側がMaquam creek trail, 西側がBlack creek trail。分かれているところはそれぞれ0.3mile程度。
Configuration: balloon baloonというより串状に真ん中辺ではふたつのballonがくっついており、最初と最後は1本のトレイルになっている。2つのcreekの間を湖に向かって歩いて行く。残念ながら湖までは伸びておらず、2つの川が合流した地点が終点である。
Difficulty: Easy 土、砂利、木道。全く平坦。trailの出だしはカバーがないが、線路を超えた後は森のなかを歩く。ほぼカバーされている。
Traffic: ほとんど人はみかけない。
Scenery: 森、川、湖、野鳥、ビーバーダム。
Season: winter以外。
Access: New York CityからHudson川を延々と北へ向いCanada国境にぶち当たったあたりにある公園である。Montreal, Canadaからの方がアクセスが格段に良い。Boston, MAからI-89, NYCからはI-87を北上だが5-6時間はかかる。I-89だと国境手前8mileくらいでExit。湖にむかってSR78を進む。公園敷地に入ってすぐ左側に駐車場。

Roosevelt farm lane & top cottage trail (Eleanor Roosevelt NHS)
NYCからHudson川沿いにNY州を遡るルート沿いにはたくさんの史跡があるが、それが一番集まっている場所がHyde Parkである。ここには3つのHome of Franklin Roosevelt NHS, Vanderbilt mansion NHS そして Eleanor Roosevelt NHSという3つのNPS unitがある。この3つのunitはそれぞれ2-3mileの距離をおいて離れているが、Hyde Park walkabout trailといわれるシステムがtrailでこれらを結んでおり3つのparkを歩いて楽しむことができる。 Home of Franklin Roosevelt NHSからVanderbilt Mansionに行くのはHudson川沿いでのんびりと川沿いの丘陵を川の眺めを楽しみながら歩けるし、ここで紹介するfarm lane & top cottage trailは川沿いからは離れるがHome of F. RooseveltとElenor Roosevelt NHS(Val kill)を繋ぎ、さらにはそのtop cottage (山上別荘のようなもの)まで上がっていく、こちらものんびりとした歩いてこのparkを楽しんじゃおう的trailである。 Farm lane trailはメイン通行部分を自転車道と共有しているが、静かに歩行者のみのコースも選ぶことができる。どちらを通っても林を抜ける平坦なコースである。Farm lane trailとtop cottage trailを繋ぐ部分は車が通れるVal killの駐車場までの砂利道となっているが池とその向こうに見えるVal killが美しいhighlight部分でもある。Val killからさらに森の深くに入り緩やかな坂を少し登って行くとやがてtop cottageにつく。Cottage内部は時間により見学することができるが、通常はtourのみのためあまり見学者もおらずひっそりと静かなtrail歩きがたのしめる。無粋にも警備のパトカーなどが止まっていたが、ここはまだNYCからbus tourなどでこれてしまう場所だけにある程度は仕方がない。
Length: Roosevelt farm lane (片道1.8mile 歩行者専用trailにはいると2.4mile程度) top cottage trail 片道1mile
Configuration: Roosevelt farm laneは行き帰り違う道を通って中膨らみのballon。top cottageはgo-and-back
Difficulty: Easy Roosevelt farm laneはほぼ平坦。本道の自転車との共用部は細かい砂利道。歩行者専用部分は土のtrailとなる。top cottage trail は多少の登りといっても1mileで100mも登らない。Val Killの入口近くをのぞけばゆるやかにカバーされている。
Traffic: Roosevelt farm laneは自転車が時々通るので注意。Val kill側は静かなtrail。
Scenery: Val Kill, cottage, 森林歩き
Season: 多雪地帯なので冬季は積雪多く閉鎖になることもあり。
Access: New York CityからHudson川を90mileほど北上したところにある公園施設がHyde Parkとなる。車で2時間程度だが、Shuttleバスも出ているのでNYCからの1日観光も可能。車で行く場合、Hudson川沿いの町Pougkeepsieを目指し、さらにUS9またはUS9Gを使いさらに北へ4mileほど。Farm lane trailはUS9とUS9Gを繋ぐようにできており、両端には大きな駐車場があるのでそこに。
Maps: http://www.nps.gov/elro/

Shark Valley tram road (Everglades NP)
Florida半島先端部に広がるEverglades National Parkは野鳥観測地としても全米top3に数えられる有名地点である。Lake Okeechobee から流れだす1mile歩いても数inch程度しか標高が変化しないという世界でも稀に見る高低差が少ないゆっくりとした流れが横幅何十マイルにもおよぶ広い川として形成されている。このため淡水・高温・高湿の条件が揃った扶養な地で豊富な餌の宝庫となっているため、野鳥を始め様々な種類の生物をみることができる。公園内の各地で様々な形で見ることができるが、特にこのShark ValleyはShark Valley Sloughと言われるこの川というか湿地帯というかの水の流れの中心となっている部分にあたる。徒歩で行くにはいささか長いtrailなのでので、Tramや自転車で回るtourが用意されている。Tramは毎時1回あり一周2時間程度だが、やっぱり自転車を借りるほうが安いしwildlife観察にもなにかと便利だ。あくまで徒歩で行くという選択もあるし、自転車を借りずに持ち込んだりすることも可能だ。trailは何の変哲もない細い舗装道で景色も代わり映えしないが、ふと見ると交通量が多いのに道路の脇のすぐそばに野鳥がいたりするし、ワニの幼生なんかも見かけることができるのでびっくりしてしまうかもしれない。VC近くには短い徒歩用のboard walk trailもある。レンタルの自転車は少しだがギアも付いており快適に走れるし、国立公園内で自転車で走れるtrail自体はあまり多くないし、全くの平坦で漕ぐのもそんなに苦労はいらないからtramではなく是非自転車で回ってほしい。南端にあるtowerは見晴台になっており湿原を高くから望むことができる。ここでの時間も含め一周2時間程度が必要となる。
Length: VCから15マイルの周遊。
Configuration: 南北に細長いloop trail。最南部にobsevation Towerあり。
Difficulty: Easy 舗装されたまっさらに平坦なtrail。ほぼカバーもなく、厳しい日差しの下となる。帽子・水は必須。
Traffic: 人気のトレイルだが、広いtrailなので気にするほどではない。
Scenery: 湿地帯の中を突っ切るだけなので眺めはこれといったものはないが、野鳥は数・種類ともに豊富。もちろんワニもいる。
Season: all season 季節による野鳥の差はあまり大きくない。ただ夏は少ないらしい。もっとも夏にこの炎天下を15マイル周遊するのはbikeでもかなりきつそうだ。
Access: Miami,FLからのアクセスが良い。中心街から真西にUS41を40mileほど。一時間もかからない。走っていれば道路の南側にVC見える。
Maps: http://www.nps.gov/ever/

String Lake loop (Grand Teton NP)
広大なYellowstone National Parkの南に隣接するGrand Teton National Parkは大きさこそYellowstoneの1/7程度にすぎないが、trailの充実ぶりではYellowStoneに全くひけをとらない。 そびえ立つTetonの山々と大小にわたり点在する美しい湖、そして豊富な野生動物達が素敵な景色を構成している。 特にSneak river沿いは夕刻に野生動物が現れる場所としてしられ、夕焼けの美しさも相まって沢山の人を集める。 人気のtrailはJenny Lakeの裏側にあるInspiration Pointとhidden fallsを訪ねるtrailでほとんどの人がshuttle boatを使ってアクセスするが、行き帰りどちらかをJenny lakeの南岸沿いに歩いてくるだけで野生動物が見られるチャンスはぐっと増えると思われる。人気の公園なのでback countryのpermitをとることは容易でない(夏のpermitは1月-5月に事前予約[抽選]で取得可。または前日あるいは当日にVCで直接取得する。)が、Yellowstoneほど大きくもないので、ほとんどのbackcountry areaはday hikeで到達可能である。私はまる3日間かけて多くのday hike trailを歩いたが、どのtrailも素敵であまりハズレのtrailというものがないので、使える時間に合わせて長さ等でコースを決めていくとよい。写真はJenny lakeの北に位置するstring lake trail の入口ちかくであり、小さな湖を回る一時間程度のtrailであるが、前述のJenny Lakeのtrailと合わせれば8mile程度の半日trail、back countryのlake solitudeまで足を伸ばせば16mile程度のまる一日trailとなり、いずれも十分楽しむことができる。
Length: string lakeを回る2.4mile loop。
Configuration: loop
Difficulty: easy ほぼ平坦。3-4割はカバー有り。
Traffic:車通多く、短いtrailなのでそこそこ多い。
Scenery: 湖、山々、野生動物
Season: やっぱり秋がbestかな
Access: Yellow Stone, Grand Tetonへの玄関口はSalt Lake City, UTからで北へ300mileほど5時間程度かかるが、なかなか快適なdriveだ。Tetonから入る場合はI-15、US30で行ってもI-80、US89でもたいして変わらない。
Maps: http://www.nps.gov/grte/

Reno Benteen Monument Entrenchment Trail (Little Bighorn Battlefield NM)
第七騎兵隊とカスター将軍はold American heroとも呼べる存在の一人で南北戦争での活躍もありわずか23歳の若さで将軍の位についた。 記録によると戦いの中でしか居場所を見つけられないタイプで南北戦争後はインディアン戦争に身を投じることになった。 その彼の最後の地となったのが、ここLittle Bighorn Battlefield National Monumentで敵兵力を見誤ったため命を落とす結果となったようだ。 日本の歴史の人物同様、彼の輝かしい軍歴には賛否両論があり、時代とともに稀代の英雄から大悪役、さらにはただの軍人説まであるが、どちらにせよ基本人気が高いことに代わりはない。 彼の行為はともかく、このMontana州南東部に位置するこのNMは見通しの良い素敵な平原でありhikeにはよいな場所だ。 特に夕暮れ時に赤く染まった草原の美しさは眼を見張るものがある。 多分にカスター将軍人気のために中央に位置するbattle field roadはwalking trailでなくdriving trailとして作られてしまったこともあり、 徒歩で楽しむ部分は2箇所の記念碑まわりのみとなっているのはいささか残念と言えよう。 今回紹介しているのは一番奥に位置する1mile程度の舗装されたtrailとなる。 当時は血なまぐさい殺戮の場であったことだろうが、今では草原の美しさが残るのみである。
Length: 一周約1mile (GPS計測0.8mile)
Configuration: loop
Difficulty: Easy 多少の上り下りあるがwheel chair accessibleの舗装されたtrail。草原の丘の上をあるくのでカバーはない。
Traffic: 公園に来た人はほぼみんな行くので結構人混みとなってている。なぜかbattle field系のNPS unitは根強い人気がある。
Scenery: まさに大草原だが、US北部の草原は中部の草原と異なり丘状にうねりがあるところが多い。
Season: 北部諸州は位置により大幅に積雪量が異なる。この辺りは積雪量は多くないようだが・・・
Access: Yellowstone NPにも近いMontana州中南部の辺鄙なところにあるが、I90がすぐ近くを通るのでアクセスは悪くない。 MP510でexitしUS212を東へ0.2mileで標識。右折してpark内に入る。trail headはそこから5mile進んだ突き当り。
Maps: http://www.nps.gov/libi/

Rainbow Bridge trail (Glen Canyon NRA)
虹が固まったといわれる世界最大級のnatural bridgeで(最大のものは中国にあるそうだ)力強い造形はまさに「どうやって出来たんだろう」の一言。基本このRainbow Bridge National Monument へのアクセスはferryでlake Powell を旅して行く。昔は橋のすぐ近くまでferryが入ることができたそうだが、近年この湖の水位が毎年のように下がっていくためそれにつれてだんだんとdockの位置が橋から遠ざかりferryを降りる段階ではなかなかRainbow Bridgeが見えない地点まで現在は後退してしまった。徐々に姿を表し、大きくなっていくこの自然の不可思議を眺めるのは感動で船から見えてしまうより個人的にはよい演出だと思う。ちなみにサクとかはないので実行は可能だが橋の下を歩いたり、橋に近づきすぎたりすることはNative Americanの聖地でもあるため、まったく歓迎されない。もっと水位が後退してしまうとtrailとしてしっかり歩かなければならなくなるかもしれない。tourは片道2時間、hikeに1時間で合計5-6時間程度かかる。春・秋は午前に1便、夏はお昼にも1便あり、計2便となるが、冬はtour自体がない。なので冬は訪れることができないかというと、実はこのNMまで歩いてくるtrailが2本も存在する。両方共Glen Canyonの山を超える片道15mile程度のroughでnarrowなtrail歩きとなるので宿泊装備が必要で簡単ではないが、Pageは観光で栄えている大きな町でtrail headへの送迎の手配も難しくはなく、trailからはRainbow bridge以外にも絶景は疑いないので、少し旅慣れたHikerには是非検討して欲しい。北側のtailがより眺めもよく、水場も多いそうだ。 Pageのマリーナに車を停めてtrail headまで送ってもらい15mileを1-2日かけてbridgeまで歩き、帰りはboatで帰ってくるなどというrouteはどうであろうかというか興味のある方、是非連絡を。なおTrailの多くがNavajoの居留地を通過しているのでこのrouteを歩くのであればNavajo Parkでのpermittの取得が必要となる。
Length: 0.7mile(片道)
Configuration: go-and-back
Difficulty: Easy 岩の上もあるが基本整地された細かい砂利道。平坦。 カバーまったく無し。
Traffic: Lake Powell tourでツアーで大人気のcruiseの目的地。非常に人が多い。
Scenery: Rainbow Bridgeには圧倒される。またRainbow Bridgeまでの船旅は湖に埋もれた渓谷の素晴らしい景観を明らかにしてくれる。
Season: 一年中可。ただし冬季はフェリーの運行日程が限られているうえ人数が少ないと運行しないので注意。夏は暑いので、春がベスト。秋は水位が下がりがちで景色が春より落ちる。
Access: Glen Canyon NRAの中心地Page, AZのWahweap marinaからferry(rainbow bridge tour)で片道約2時間。
Maps: http://www.nps.gov/glca/

Blue Spring trail (Ozark NSR)
Arkansas州北部からMissouri 州南部にかけてはOzarksと言われる緑と水に恵まれた高原が広がる。Rocky山脈とAppalachian山脈に挟まれた広大なPlainsに位置するが、この地域では石灰石からなるカルスト地形で高原が形成されており、豊富な水源が緑を支えている。またここは高原(plateau)とはいえ標高700mを越える山はなく、洞窟・泉・地下川など様々な特徴的な地形を見ることができる。Arkansas側には最初のNational RiverとなったBuffalo National River、Missouri側にはOzark National Scenic Riverwaysという2つの国立公園があり、Ozark Trail, Ozark Highland Trailsという素敵なLong distance trailsもある。 このLong Distance Trailの紹介はまた別途行いたいが(ちなみにOzark TailはこのBlue Springのすぐ近く、Current川の対岸を走っている)、今回紹介するのはOzark NSRの中ほどに位置する大きな水の湧き出しpointのひとつであるblue Springへの短いtrailである。Ozark NSRにはNPS管理下のものでは手頃な距離のtrailがあまりなく、短い距離のものが多い。敷地が必然的に広くなってしまうNational River系の公園にはよくある傾向でどちらかといえばカヌーをレンタルし川遊びをするのがNPSの遊び方としては多いのかと思う。実際CanoeのRental Shopもこのあたりにはたくさんあり、ガイドツアーもかなりあるようだ。しかしながらこれはこの周辺がhikingに向いていないというわけでなく、むしろhikingおよびcampingには高い山がないこともあり冬の寒さが穏やかなこともあいまって人気がある地域となっている。秋~春がそのseasonであるが、visitorが多いのはちょっと蒸し暑くhikeに向かない夏が多いのも短いtrailが多い理由かもしれない。Blue Springと名がつく泉はこのOzarksにはこの泉だけでなくかなりの数がありどれも美しく神秘的な青色を保持しているが、最も大きく最も青いといわれているのが今回のものとなる。物理学的な説明はここではしないがCrater Lakeなどと同様水深の深さと澄んだきれいな水がその摩訶不思議な青さを作り出しており、公園の池程度の大きさの泉なのに深さは100m近い(300ft)だそうだ。また平均して1秒あたり4立方メートルの水が湧き出し、current川に流れ込んでいる。これだけでも相当な量だが下流にはこの4倍近い水量をもつ泉(Big Spring)もあり一年中豊富できれいな水を得ることができる。Blue SpringのtrailheadであるPonder MillはCGになっているのでこちらをOzarksを探訪の宿の一つとするのも面白い。ただしあまり大きくなく、予約も不可なので、もっと整備されたcamp場がお好みならばBig Springのまわりのcamp場が使いやすいかと。
First visited: April,2010
Length: Ponder Mill CGのParking Areaから1.3mile ほど。
Configuration: Out-and-back
Difficulty: Easy ほぼ平坦で、木が茂っておりカバーされている。川に近い一部で道が荒れているところもあるが特に問題とはならないだろう。
Traffic: 短いし人気があるtrailだがMissouriの奥までそんなに人は来ないので何人か見かける程度。
Scenery: River, Spring, birds
Season: All seasonで夏でもは川沿いで涼しげだが、やっぱり蒸し暑いし、人は多いし、蚊も多いので夏以外がオススメ。
Access: Missouri州南部に位置する公園でSt.Louisの南西150mileほどに位置する。わかりにくいがWinona, MOからSR19を北へ12mileほど。EminenceでSR106に右折して東へ。13mileほどでCurrent Riverを渡るので渡って0.5mileも行かないうちに最初の道(CR531)を右折。Ponder Mill CGのNPSの標識あり。突き当たりで川に入る手前左側が駐車場。砂利道を運転するのをいとわないのであればCR531を右折せず、さらに1.5mileほど進んでからCR535を右折。砂利道を2マイルほど進むと駐車場があり、そこからBlue Springまでは0.3mileほどである。
Maps: http://www.nps.gov/ozar/

Tower/Red Beds trail (Devils Tower NM)
Devils Tower National Monumentというとやっぱり未知との遭遇(close encounters of the third kind)という映画を思い出すのだが、主人公はこのDevils towerに来るために家族は崩壊するはそれこそ大変な苦労をするのだが、Wyoming, South Dakota, Montanaという田舎な州の3つの州境の近くにあり、とっても田舎な場所で長距離ドライブは必須ではあるがアクセスが厳しいわけではない 。 アメリカには現在120を超えるNational Monumentが存在するが、Theodore RooseveltによりDeivils Towerは最初のNational Monumentとなった。5000ftを超える山ではあるが、実際にはRocky Mountainsに近い高地にあるため、突き出して見える「山」の部分は1300ft(400m)程度である。 ほぼ垂直につきだした柱状節理のため登るにはちゃんとしたクライマー装備が必要で、VCでのpermittion申請も必要。 神聖な山として崇められていた歴史も有り、6月は登るのを避けるよう推奨される。またfalconの巣作りなどのため、春から初夏(3-7月)は登攀ルートが閉鎖されることもあり、事前確認が必要だが、 いずれもhikeには影響しない。 Trailはtowerのまわりも2重に囲む形となっているが、外周のほうが景色もまた塔自体の眺めもよいし、何よりも人が少ない。
Length: 内周(tower trail)は1.3mile 外周(Red Beds trail)は2.8mile
Configuration: loop
Difficulty: easy 内周のtrailは舗装されている。大体平坦。半分以上カバーあり。 外周はしっかりした土のトレイルでカバーはあまりない。川側へ多少下っているが大したことはない。
Traffic: 内周はかなり人が多い。が、外周は静かなのんびりとした感じが味わえる。
Scenery: 山、草原、Prairie dog town
Season: たどり着ければ冬でも可
Access: 四角いWyoming州の北東端近く。最寄りはRapid City, SDに空港あり。100mile 2時間ほど。SR24でdevils towerに近づいていくとまわりに何もないのでかなり眺めがよい。
Maps: http://www.nps.gov/deto/

Gila Cliff Dwellings trail (Cliff Dwelling NM)
New MexicoからColoradoにかけての中西部一帯はいくつかのインディアン以前のアメリカ原住民の遺跡がみられるが、一番アクセスが不便で一番訪問者数が少ないのがこのGila Cliff Dwellings National Monumentであろう。実際、訪れた時に他の訪問者の姿は見なかった。また訪問者がか少ないせいであろう、ParkのVolunteerも長々と時間を費やしていろいろな説明をしてくれた。 遺跡となる住居群は駐車場から往復約1mileほどのtrailのみでたどり着くことができるので、崖下から眺めることは可能だが詳細を見るためには歩き登るしかない。遺跡自体はなんとなく古代のアパートみたいな感じでしっかりと風雨からも守られており外の眺めもよく、Hikerとしての感想であるが水さえ運び上げれば暮らしやすそうな感じである。遺跡は長い歴史を持つ日本人の感覚から行くと大変古そうなのだが、実は13世紀あたりに作られたとみられており、最初に受ける印象ほど古くはない。細部を見ていくと古いものにしては立派すぎるなあとそれなりの新しさに気づくかとおもう。
Length: 約1mile
Configuration: loop
Difficulty: easy 200ftほど住居に向かって登る。最高点が住居。上りに岩場あり、雨の後は滑りやすいので注意。上側に出るとカバー無し。
Traffic: 公園自体が非常に辺鄙なところにあるため、そんなに人はいない。
Scenery: 岸壁に作られた古代人の住居、ちょっと高いところに有りまわりの眺めは悪く無い。
Season: 5000ft以上の山上にあるが緯度が低いため、冬でも公園にたどり着けるのであれば特に問題はない。
Access: 公園はNM州南部の人里離れたGila Cliff wildernessのほぼ真ん中に位置しており、車でアクセスできるのは南側からのみ。Silver Cityが最も近い町となるが、直接つながるNM-15は道が細くまたコーナーもきついのでNM-35が多少遠回りとなるが早いと思う。いずれにしても山道を抜けwildernessの真ん中まで1時間半程度かかる。
Maps: http://www.nps.gov/gicl/

Stout Memorial Grove trail (Redwood NP&SP)
アメリカで巨木というと大きく太いGiant Sequoiaか背の高いRedwoodかということになるが、大きい物は50mを超え樹齢も1000年を超えるものも見られるため、どちらもCaliforniaにその名が付いた国立公園があり保護されている。Redwood National Park & State Parkは背の高い方のRedwoodが主な対象となった公園であり、確認された樹高100mを超える世界で最も高い木がこの公園にはある。今回歩いたStout Groveの木はそこまで高くはないもののその高さには十分圧倒される巨木ばかり。短いトレイルではあるが小人になったような錯覚すら感じるため、結構長く感じてしまうかもしれない。葉がそんなにつかない木なので木漏れ日というかtrailはかなり明るく、木の上の方まで見渡すことができ、「あー50m以上はありそう」」と感じることができる。終始森のなか歩きとなるが暗い感じもせず、楽しく歩ける。害はないがびっくりするので巨大ナメクジには注意。(笑)
Length: 2.0mile(往復) loop部のみなら0.5mile程度。
Configuration: balloon
Difficulty: Easy 概して平坦で 歩きやすいがloop部を離れると川にそってup downや渡渉部分もあり。大したことはないが。カバーされている。
Traffic: loop部は人が多いが、短いtrailでアクセスも容易な割には道がわかりにくく、最北部に位置することもあり、人が少なめ。
Scenery: 背の高い巨木の林歩き。下草は主にシダ。木の中にはいれちゃうようなところもあり。
Season: Californiaらしい夏冬の温度差が少なく、一年中可。
Access: Crescent City, CAよりUS101で北へ5mileさらにUS199で東に5mile。Smith川を渡るDouglas Park Driveにはいり3mileほどで右手に駐車場。さらに0.5mile先右手にloop部に直接入れる駐車場あり。夏(VC開館期間)にはUS199沿いのVC/camp groundから渡れる木橋がSmith川にかかる。
Maps: http://www.nps.gov/redw/