Permit (for JMT in Yosemite)

今、アメリカは大変なhiking boomにある。象徴的だったのが2016年のSuper Bowl LでOutdoorメーカーのMarmotがadを出したことだ。これは業界的にはこの年の10大ニュースにふさわしい出来事だったと思う。Boomになると一番の問題はpermitが大変とりにくくなることで、JMTのような人気のtrailの事前予約はこの2-3年でかなり倍率が高くなっている。

Delayed Flight

アメリカを旅行する上で一番よいと思っているのはどこでも車で行けることだ。言い換えると他の移動手段を使う時はなんとなく心もとなく感じる。実際、電車や列車はたいてい時間通りこない。遅れどころか飛行機はかなりの確率で欠航する。これまでそういう旅のトラブルに出くわしたことがないというのなら、運がよいのではなくまだまだアメリカ旅行の経験が少ないのだなあということになる。

PLB

Emergency kitとしては取り上げなかったが、Personal Locating Beaconという。救助信号を発信するシステムで遭難した時に使う発信機とGPSが合体したような装置がある。Hikeに限らず車に乗っていても遭難してしまうようなことがあるアメリカでは大変popularなもので遭難して助けが必要な時にスイッチを入れれば国際救難信号帯で救難電波を発信しはじめる。アメリカでは気象庁(NOAA)がこの電波を監視しており、救助要請が実施されるとともに内蔵GPSによって位置を割り出し救助隊が派遣されることになる。

Permit denied

Overnightを含むbackcountry hikeにはPermitの申請が必要な公園が多い。人気のあるpermitを取得するには早い者勝ちだったり抽選になるが、この抽選にはずれてしまった場合、その年はもう希望の日程でhike出来ないかというとそういうわけでもない。それぞれの公園や機関などで対応が異なるのだが、さらに2回ほどchanceがある。

Pee bottle

国立公園内では日本の状況と比較するとかなりの密度でトイレがあるような気がする。全部のtrail headにあるわけでは無いが、かなりの数のtrail headにきちんと設置されている。自分の場合を考えてみても、最初の頃はもちろん歩いたtrailが短いものが多いということもあるが、hike中に緊急事態に陥った記憶がほとんどない。Trailheadに戻る帰り道で若干あわててtrailheadまで走ったことが数回ある程度である。

Where to stay?

複数のNational Parkを跨いでレンタカーで旅行する場合、前に紹介したように国立公園の中に宿があればもちろん利用するのだが前述したようにそんな公園はごく一部である。また公園間に距離がある場合、途中で一泊することが必要になったりもする。公園はいつも大都市のまわりにあるわけでもないのでやはり田舎にもあるホテルチェーン(モーテルチェーン)を利用するのが便利である。

Biking in National Parks

アメリカの広さを鑑み、National Parkを巡ることを考えたら自転車は必須の道具かと最初考えたのだが、多くのNational Parkでは自転車のtrailへの乗り入れを許していない。Canyonlands NPやMojave NPREのような4×4の車で楽しむようなparkは自動車道路でMTBを十分に楽しめてしまうので特に自分の車で座礁するのが嫌な向きにはMTBがひどく有用となるし、AlaskaのNational Parkは歩くには明らかに広すぎるところばかりでこちらもMTBはとても役に立つ。

How to rent a car

私の中ではアメリカを車で旅行することは日本で車に乗ることより遥かに楽なことなのだが、一般の人には何故だかとても敷居が高いらしい。 一度やってしまえば何のことはないのだが、やはり一度もやったことのない人にとってはそういうものかもしれない。個人的にはなんでも自分で予定が決められる変えられる車旅と違い、バスや電車などの公共交通機関を使うほうが時間通りにこないどころか容易に欠便になったりするし旅行中落ち着かないことこの上ない。

Ford a river

日本では橋梁の整備状態がたいへんよく、hiking中に川・小川を渡渉する機会がとても少ない。川どころか車道などにも頻繁に橋がかかっている。橋がかかっていないのは容易に飛び越せる小川がほとんどのように思う。 一方アメリカのtrailで一番悩むのがこの渡渉である。簡単な短いtrailでも渡渉しなくてはならない部分がしばしばあったりする。

Driving in US

アメリカは広い国であり、また一部の都市を除いては公共交通機関の整備も十分でなく、何をするにしても車が必要であることは以前にも書いた。ただでさえ辺鄙な地域に多く位置するNational Parkに出かけるのだし、町中にある場合はともかく、町の近くにある公園でも利用者が居ないのでバスなどの交通機関があるなどと思ってはいけない。