
Crater Lakeは流れだす川が全くない火山湖で、その透明度と深さのため水は青く神秘的に輝きため息が出るほど美しい。まさに見たこともない「青い」色である。深さは594mで全米1位、世界10位であり、田沢湖(秋田 423m)より150m以上深く、また水中の酸素濃度の関係から魚はほぼ住んでいないそうだ。自分の中ではtop10に入るNPS unitの一つで、初めて実際に見た時の衝撃はtop3に入ると思う。すぐ西側をPCTが通っているが、バカ正直にPCTをたどるとこの湖面を見るチャンスはないが少し寄り道してrim trailを歩けばこの美しさを楽しめる。Wizard島は湖の西側にある最大の島で火口がついた山でほぼ構成されている。この島に行くには夏季のみ運行のtour boatに乗るしかないが、以前は朝から並べはその日のチケットの入手が可能だったが、最近はチケットの半数は「電話による」事前予約、残り半数は24時間前からの発売に変わり、ピークシーズンの当日入手はほぼ不可能になった。tour boatに乗るためには湖北岸に位置するcleetwood coveの1.1mileで700ft (200m)程下るtrailを駐車場から降りていく必要有り。もちろん帰りは上り。残念ながら島でのcampは許可されていない。またこのtour boarの発着地であるCleetwood coveは唯一湖面へのアクセスが許されている場所であり、rimの他の場所から湖面にアクセスすることはできない。tourに参加するためには急峻なCleetwood cove trail (1.1mile one-way, 700dt drop)を降りる必要があるが、そもそも湖面に触りたい人にとってはtourに参加できなくてもこのtrailを降りるしかない。いずれにせよ、Wizard島のtrailを歩く為にはこのtrailも歩くこととなる。島から帰った後はこの登りが待っているので少し体力を残しておかないと大変だ。Wizard島にはもう一つFumarole Bay(0.7mile one-way)というそんなに登らないtrailもあり、島の西側へと歩いていけるのでtourの時間的にはかなり急がないといけないがこちらも楽しんでおきたい。 残念ながらtour ticketを獲得できなかった場合にはMt. Scott trail (2.4mile one-way 1300ft gain)で公園内最高地点から湖の眺めを楽しみたい。
Length: 往復で2.5mileほど。800ft(250m) ほどの上り。
Configuration: go-and-back 山頂は火口状になっており、一周0.2mile程度。そういった意味ではbaloon shapeとも言える。
Difficulty: Moderate 石が多めだが土のtrail。たんたんと登っていく感じ。頂上部以外はほぼカバーあり。
Traffic: Wizard島へのCruizeは大人気で常に満員。ただし一度の参加人数は多くないので、その船に乗っていた人のみが登ることになる。
Scenery: 美しいcrater lakeの360度パノラマ。Wizard島火口。
Season: Cruiseの運行は夏季のみ。(6月末-9月) tour cruise以外で島に行き着く手段はなし。
Access: Oregon州南西部にあるこの公園はSeattle, WAとSan Francisco, CAのちょうど中間あたりにあり、どちらからでもlong driveになる。400-450mile 7-8時間。tour boatに乗るためには湖北岸に位置するcleetwood coveの1.1mileで700ft (200m)程下るtrailを駐車場から降りていく必要有り。
Maps: http://www.nps.gov/crla/