
National ParkのVisitor Centerに出入りするようになると直ぐに気づくと思うが、どこのVCでも片隅にpassport stationなるものがあり、National Park毎に独自のcancelation stampを置いている。このstampを集めるのもNational Parkを巡る楽しみの一つだが、熱が入りすぎるとわざわざ一つのスタンプを手に入れるだけのために何百マイルも余分に車を走らせたり、すべてのVisitor CenterやRanger StationさらにはPark HQまで訪れるようになったりして、景色やhikingを楽しみに来たのか、stampを集めるだけに来たのかよくわからなくなったりする。例えばGrand Canyon NPでは11種類のstampが14箇所以上の場所に渡っておいてある。Grand Canyonに行った記念に一つと思って11種類のうちの見つけたいくつかだけを押しているうちはよいのだが、11種類のすべてを集めようとすると、大きなRimのVCにいくだけではなく、すべてのVCやRSに寄り道していくことになる。つまりは谷底のPhantom Ranchや途中のIndian GardenそしてNorth Rimにも少々内容が違うstampが置いてあるのでこのすべてに行かなければならなくなってしまうのである(笑)。このstampは各公園のVCやRSのような主にnational parkの施設にあるのだが、それ以外にもnational heritage areaのようなNational Park Service協賛組織の下部施設にも置いてあったりする。HikerにとってもATを始め、PCTや CDT、North Country Trail、Florida TrailやArizona Trailなどのstampもあるのでコレクター心をくすぐるものがある。またその場所に行くだけでなくもちろんその施設が開いている時間でないとstampを押すことが出来ないという大きな制限があるので、気にして集め始めるとかなり苦労するようになる。National Park VC併設のbook storeにはたいていこのためのnational park passportなるものが売っていてこれにstampを集めるとよいようになっているのでひとつ購入して集めるとそれぞれのstampには日付が入るようになっているため、かなりよい記念になるし、私の場合いつどこに行ったといういいtrackerにもなるので愛用している。Passportはstamp部分とステッカー部分があり、ステッカーは別途購入するのだが、私の場合はステッカーを無視してスタンプだけを集めている。ステッカー部分にもスタンプを押すと一冊で500個近くスタンプが押せるのだが私の場合もう4冊目のパスポートを購入して使ってる。重複しているものもあるが既に1500個程度以上のスタンプを集めたということになる。何冊も買わなくても最初からその気ならもっとたくさんstampの押せる大型のpassportも売っている。私がNational Park巡りを始めた頃にはこの大判のパスポートはなかったのと、やはり大きくて重いのがlight weight志向の私には合わず小さなpassport bookをカバンやザックの片隅に本物のパスポートと共に必ず持っていくというstyleとなっている。実際、stampは思いもかけない展示の片隅などにあることもあり、大きくてちょっと邪魔になるようなものだと車の中などに忘れたりする可能性も高く、小さいstandardなものの方が実はたくさん集めたい人にはオススメだと思う。NPSでも常にstampのありかは公表していてほぼ毎週の様にこの場所を示すシートがupdateされるので興味がある人はリンクを参照してみると良い。またこのシートでは不十分で実際にstampが置いてある場所がもっと詳しく知りたいという人はNational Park Travelers Clubにcontactをとってみよう。入会すると詳細な場所を示したmaster listを参照することができるようになる。