Permit – Great Smokey Mountains NP

毎年の入場者数が一番多い公園として知られるGreat Smokey Mountains NPであるが、back country permitは同じ大公園であるYosemiteやYellow stoneなどに比べて随分と容易に取ることができる。(2019年4月現在)
ちなみにGSMNPは入場料の徴収はない。(free for entry)
本公園では指定場所以外でのキャンプは許されていないので日付ごとに予定するキャンプ場を指定しbackcountry permitを発行してもらうよくある形式であるが、予約は1ヶ月先までしかできない。他の公園で6ヶ月前やら抽選やらになれていると何やら新鮮に感じるというかちょっと驚いてしまうのだが西部の標高が高く湿度の低い公園と比べれば、夏暑く春先もジメジメしたこの公園は名前の割にback country loverに人気がないのではなかろうか。
申込みはon-lineかback country office(Sugarland Visitor center内)でできるが、On-lineだけで受け取りができ、予約後にback country officeに赴く必要はない。
先方からすれば人件費削減であろうが、こういった大きな公園ではしばしばVCとtrail headは大きく離れていることもあり、また早朝等VCがopenする前からhikeに出たいような場合、on-lineだけでpermitが受け取れるのは非常に便利である。
Yosemite等ではBackcountry officeに行くのはorientationの意味合いがあるし、No showを他の希望者にすくい上げるという意味でもこういったやり方が今後採用されるかどうかは疑問ではあるが混雑度の低くかつ需要がそこそこ見込まれる公園では効率的になるのでこのやり方になっていくのかもしれない。
実際にはPlan your visit>Things to do>Hiking>Backcountry Rules & regulation のページから reservation のweb siteに行くことができ、ここで必要事項を入力する。
人数を入力するとbackcountryの地図が出るので移動・拡大させながら泊まりたいキャンプサイト(またはシエルター)の数字をクリックして選択する。
赤の数字(またはshelter mark)がハイカー用のサイト、緑の数字(またはshelter)はこれに加えて家畜(馬とかロバとか)の宿泊も認められているサイト、水色の数字はボートのみアクセスできるキャンプサイトとなる。
ですので、通常は赤または緑のものを選んでクリックすることになる。
この予約サイトを開いてから考えると時間切れでtime outになりやすいので、事前にtrail mapとにらめっこして、どこのサイトをいつ使うのか考えておくべきである。
いずれにしろ、数字(またはシェルターのアイコン)をクリックするとそのサイトの情報がpop-upされる。標高・定員・馬等を使ってよいかの情報に加え、下段にカレンダー上に予約状況が表示される。
日付の下に書かれているものが残りの可能な人数で、赤は既にいっぱい、黄色は予約期間外なので緑のものしか選べない。
日付を(日付のマスでなく日付の部分)クリックするとその日を選択したことになりカートに入る。さらにこの要領で必要なサイトをすべて追加する。
最初の1件が1ヶ月以内であれば2件目以降は1ヶ月を超えても(といっても+1週間の範囲であるが)予約が可能である。
すべての宿泊サイトを選び終えたらContinueを押して次のページに進む。
ここで名前・住所・電話番号・e-mailアドレス・緊急連絡先(すべて必須)を入力する。
下段に車のinformation(車種、色、ナンバープレート)を入れるところがあるので予約時点でわかっている場合は入力しておこう。
ここに入力していれば駐車場に見回りに来たrangerに放置自動車でないとわかる。
情報の入力が終了したらapplyを押せば申請完了。前項で入力したe-mailアドレスにpermitが送付されるので、印刷してハイク中ずっと携帯することが必要になる。
印刷するのを忘れてしまったり、自動車の情報を追加したい場合にはhikeを始める前にback country officeに赴いてrangerとお話することが必要になるが、基本的には前述したとおり、backcountry officeに行く必要ないし、車のdashボードに情報をさらす必要もないので以前に比べかなり楽になったと思う。
GSMNPで問題となるのはapparatian trail hikerがいる場合で、日付毎の数の制限はあるものの彼らはテント場・シェルターのキャパを超えて存在するため彼らが大量に通る時期のAT上あるいはその近くのサイトではキャンパーが溢れかえっていることが少なくない。
またキャンプサイト自体、他のNPSの公園に比べて比較的こじんまりとしているのでまるで日本のキャンプ場みたいにテントが密集してしまうこともしばしばある。
まあ日本のように昼前からテント張っている人はいないとは思うが、このため、多少早めにキャンプサイトに着くことを考えたほうが良いかもしれない。

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