Holidays in National Parks

アメリカでは日本と比べて国の祝日の数がかなり少ない。国民の祝日は学校や政府機関などはともかく一般企業などは休みにするかどうか自主判断に任されており、幾つかの祝日は休みにならない。どこの企業でも休みになるmajorな祝日は以下の年間6日間のみである。
1月1日 New Year’s Day
5月最終月曜 Memorial Day
7月4日 Independence Day (Fourth of July)
9月最初の1月曜 Labor Day
11月第4木曜 Thanksgiving
12月25日 Christmas
このうち夏にお休みになるMemorial Day, July 4th, Labor dayは日本の祝日と同じような感覚でいいようだ。また一般にMemorial DayとLabor Dayの間がアメリカの「夏」で、この期間はいろいろな夏季のactivityが増えることになるし、一部の施設・公園はこの期間だけopenというものもある。注意しなければならないのは冬にある残りの3つの休日で、この3日に対しては休日に対する考え方が日本とはかなり異なり、この休日になると店を閉めるレストランは非常に多い。特にChristmasはひどくて空港のレストランですら閉まっていることがあり、24/7のfast foodですらしばしば店を閉じたり、営業時間短縮していたりする。日本ではこういった休みはかきいれ時と考えられるのだが、その考え方は捨てて、もし旅程にこういったアメリカの休日が含まれているようであれば前日までにきちんと食糧確保する、あるいは休日営業のお店を確認しておくなどの対応が必要になるかもしれない。National ParkのVCもこういった休日は休みとしているところが非常に多く、大きな公園であれば公園自体は開いていて景色などは楽しむことができるが、VCでお土産を買うなどということは出来ない場合が多々ある。以前Death Valley NPにChristmas休日に訪れたことがある。普通に宿の予約はできたので何も心配していなかったのだが、レストランはあいていたのに(ホテルは公園内奥深く、宿泊する場合に他のレストランに行くという選択はまずない)、通常メニューはなく1種類だけの特別メニュー(ここでは違う意味でのspecial Christmas menuでした)でクリスマスだと言うのに非常に簡素な食事になったのを覚えている。というか食事が用意されていただけまし、という感じだった。違う年のクリスマスはWashington DCで過ごしたこともあったが、ホテルに併設のレストランが閉まっており、街をさまようと開いている店は1-2件でどれも高級そうかつ大混雑で最後なんとか開いているマクドナルドを見つけてこれまたわびしいクリスマスディナーになったこともあった。以前は日本の正月三が日は(警察・消防等を除く)すべての人にとってのお休みでありどこでも商店は閉まっているもので、そのために豪勢なおせち料理を用意して買い物に行かなくても済むようにしていたのだが、コンビニ登場以来随分と変わったものだと思う。昔話はさておき、アメリカではこの3つの休日、その中でも特にChristmasはいろいろな施設がお休みになるのでこの時期に旅行される場合は、十分に下調べして計画を立てておこう。最近の不況の折、この10年で1月1日にお店をあける商店は特に都市部ではかなり増えたと思うがそれでもまだかなりの数のお店が閉まっている。またChristmas eve, New Year’s eveなどもVCは営業はしていて、通常と同じ営業時間となっていてもそこは人の子、早じまいしてしまうことは多々ある。ちなみにアメリカでは1月2日が仕事始めであり、1月2日が週末でなければお正月気分はなくて通常営業だと思って間違いないようだ。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.