
水と雨具。 以上。 Hikingに何持っていったらいい? と、しばしば 聞かれる時の答えである。 もちろん、back countryに行くのなら Day Hikeといえども いろいろな準備が必要ではあるが、National Parkのfront country trailでは ほぼこれのみでなんとかなるところが多い。 backpackは最近は使っているが、3-4年前までは 特に必要な意識もなく、20年前に勝った小さめの肩掛けbagで済ませていた。 こういったbagの方が持ち物が歩きながらでもすぐ出しやすく 便利だからだし、何よりも National park歩きを はじめた時に 手元にあったという理由が 一番大きい。 これにペットポトルとお腹すいた時のためのお菓子、それと100円ショップクラスのポンチョ (たしか2-3ドルだったと)、あとはカメラと携帯、ハンドタオルにポケットティッシュ、筆記用具にパスポート入れて、町中であろうと山であろうと海であろうとどこへでも同じ装備で出かける。 靴や着ているものも特に気にしない。 Walmartの$10のズック靴がかなり具合良いと思って歩いていたこともある。 少なくともfront countryのtrailではNational Parkのtrailは日本のtrailと比べて概して幅も広く、傾斜もゆるく、歩きやすいため、あまりこれじゃなければダメという制約も実使用からはそんなに感じない。 木綿のTシャツに木綿のシャツ、木綿のズボンとコットンづくしで出かけることが一番多かったし、それで空気が乾燥していることもあるので真夏だろうと真冬だろうと不自由も感じた記憶がない。 何度も雨に降られたことはあったが、雨具も安いポンチョでいつも快適で十分にhikeを楽しんでいた。 今でもポンチョがベストの雨具だと (日本のアルプスみたいに森林限界の上の稜線歩きがとても多いコースならまた違うのだろうが) 思っているくらいである。 日本だと自治体のパンフレットですら、3種の神器とか 登山靴だ、化繊のシャツだといろいとうるさい。 そういったものは確かに良かったりするのだが、モノを売りたい業者さんからリベートでもいただいているのだろうかと疑ってしまうほどの売り込み具合であり、実際そういう部分もあるのだろう。 また日本のtrailは初心者向けであっても厳しく険しい部分が少なからず合ったりしてそうしなければいけない理由があるともいえる。 でもアメリカのNPSのtrailはもっと自由だとおもえる。 今、持っているもので、今、身につけているものでとりあえずまず歩き出してみよう。 そしてそれが一番大切なことなんだろう。 とても短いtrailでも日本にない素敵な景色に会えるtrailはたくさんある。 短いものや park rangerに訊いたオススメのtrailから だんだん長いtrailになるstep-upの中で いろんなものを試して学習していけばよいし、 その方が楽しいから。 でも、水と雨具はどんなに短いtrailでも忘れずに持って行こう。