
虹が固まったといわれる世界最大級のnatural bridgeで(最大のものは中国にあるそうだ)力強い造形はまさに「どうやって出来たんだろう」の一言。基本このRainbow Bridge National Monument へのアクセスはferryでlake Powell を旅して行く。昔は橋のすぐ近くまでferryが入ることができたそうだが、近年この湖の水位が毎年のように下がっていくためそれにつれてだんだんとdockの位置が橋から遠ざかりferryを降りる段階ではなかなかRainbow Bridgeが見えない地点まで現在は後退してしまった。徐々に姿を表し、大きくなっていくこの自然の不可思議を眺めるのは感動で船から見えてしまうより個人的にはよい演出だと思う。ちなみにサクとかはないので実行は可能だが橋の下を歩いたり、橋に近づきすぎたりすることはNative Americanの聖地でもあるため、まったく歓迎されない。もっと水位が後退してしまうとtrailとしてしっかり歩かなければならなくなるかもしれない。tourは片道2時間、hikeに1時間で合計5-6時間程度かかる。春・秋は午前に1便、夏はお昼にも1便あり、計2便となるが、冬はtour自体がない。なので冬は訪れることができないかというと、実はこのNMまで歩いてくるtrailが2本も存在する。両方共Glen Canyonの山を超える片道15mile程度のroughでnarrowなtrail歩きとなるので宿泊装備が必要で簡単ではないが、Pageは観光で栄えている大きな町でtrail headへの送迎の手配も難しくはなく、trailからはRainbow bridge以外にも絶景は疑いないので、少し旅慣れたHikerには是非検討して欲しい。北側のtailがより眺めもよく、水場も多いそうだ。 Pageのマリーナに車を停めてtrail headまで送ってもらい15mileを1-2日かけてbridgeまで歩き、帰りはboatで帰ってくるなどというrouteはどうであろうかというか興味のある方、是非連絡を。なおTrailの多くがNavajoの居留地を通過しているのでこのrouteを歩くのであればNavajo Parkでのpermittの取得が必要となる。
Length: 0.7mile(片道)
Configuration: go-and-back
Difficulty: Easy 岩の上もあるが基本整地された細かい砂利道。平坦。 カバーまったく無し。
Traffic: Lake Powell tourでツアーで大人気のcruiseの目的地。非常に人が多い。
Scenery: Rainbow Bridgeには圧倒される。またRainbow Bridgeまでの船旅は湖に埋もれた渓谷の素晴らしい景観を明らかにしてくれる。
Season: 一年中可。ただし冬季はフェリーの運行日程が限られているうえ人数が少ないと運行しないので注意。夏は暑いので、春がベスト。秋は水位が下がりがちで景色が春より落ちる。
Access: Glen Canyon NRAの中心地Page, AZのWahweap marinaからferry(rainbow bridge tour)で片道約2時間。
Maps: http://www.nps.gov/glca/